境内に置いてあった笏谷石(1.1m×0.3m×0.20m)重量は何㎏?を別の場所に移動しようと、前々から話に出ていたはいたのですが、とても人力では運べないこともあり、そのままになっていました。ご門徒さんの中で一番の知恵巧者である(Tさん)が、ごえんさん(鋼管3本、バール、板など)を準備してほしいと仰っていたので用意しておきました。
今日がその実行日。労力はかなり使いましたが、最大の武器は、知恵と道具の使い方でした。あっという間に収まるべき場所に収まりました。
檀家さんのコミュニティーの中で、次の世代に引き継ぐとても大切な(技巧)だと感じました。山林の地境、山菜のでる場所、文字では表しきれない約束事、神仏信仰などなど、時代は流れても伝承していかなければいけない伝統。
中戸口の里は、改めて素晴らしい集落だと再確認できた今日の出来事でした。

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